フォニックス学習〜英語の音(発音)とつづり字のルール〜

英語のきまり

フォニックス学習(phonics)は、英語の基礎です。

英語圏の子ども達が英語学習の第一に取り組む学習であり、第二言語として学んでいる韓国や中国でも見直されている学習です。このフォニックスを理解すれば、言語学習の中で最も苦戦する「読む・書く」技能をより簡単に学ぶことができるようになります。

英語のきまり

cap (キャぁップtap (タぁップmap (マぁップ)

同じつづり字をもつ単語は、同じ音をもっている!

これがフォニックス(^^)


フォニックスの必要性

 フォニックスを知っているか、知らないかによって、何が変わるのか。

それは、英語学習をすすめる上で、絶対にさけられない「英単語」の吸収スピード、そして「単語を覚えなければならない」といった英語への抵抗感が変わってきます。

 

 フォニックス学習は、音と文字をリンクさせて学んでいく学習です。

つまり、聞いた音を文字化していくこと、読んだ文字を音声化していくことが容易になるのです。

 

実際に、Leptonを受講されている生徒の保護者様からは、

「見当はずれのつづりを書くことがなくなった」

との声をいただいております。

それは、音のルールを学ぶことで知らず知らずのうちに音と文字がリンクされているからでしょう。


テキスト(phonics編)

 Leptonテキスト(phinics編)

アルファベットの練習を終えた生徒が、単語に進む前にアルファベットの音を練習するテキスト

 

① アルファベットの音を確認

② D(ドゥッ)の音を使った単語を確認

③ 歌(チャント)に合わせて、音の練習

   D、   d、   d、     dog

  ディー、ドゥッ、ドゥッ、ドォック

     d、    d、   d

  ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ

リズムに合わせて歌って練習することで、楽しくメキメキ上達します♬

言語を学ぶということ

「あ」という音を聞いて、「あ」と書く

「さ」という音を聞いて、「さ」と書く

「あさ」という文字をみて、「あさ」と読める

 

日本語では、当たり前のように聞こえますが、

英語も日本語も同じ「言語」です。

 

つまり、

「エィ」と聞いて、「A」が書けるようになる。

「ェアップ」と聞いて、「ap」が書けるようになる。

と順を追って学んでいくことにより、初見でも

英語が自分の力で読めるようになるのです。


アルファベットの文字と音

 a (ェア) (ブ) (ク) (ドゥッ) (エ)

 f (フ) (グ) (ハ) (イ) (ジュ) (ク)

 l (ル) (ム) (ン) (オ) (プ) (クゥ)

 r (ゥル) (ス) (トゥ) (ア) (ヴ) 

 w (ウヲ) (クス) (ィヤ) (ズ)

と、カタカナ表記にしてみましたが、英語もそれぞれのアルファベットの音が決まっています。

例えば、これらを組み合わせてみると…

d + o + g = ドゥッ + オ + グ ⇒ dog (ドォッグ)

と読めるようになります。

 

このように音のルールさえ知っておけば、初見の英単語であっても、だいたいの音が予測できるようになるのです。

 

ちなみに、Leptonではカタカナ表記はされていません。

Lepton学習では、ネイティブの発音を聞いて、その音をくり返しまねて練習することによって音と文字をリンクさせていきます。



学びの楽しさ=「知る」喜びと「自分で使える」喜び

 ただし、フォニックスを学んだからといってすべての英語が読めるようになるということではありません。なぜなら、だいたい規則性に当てはまる音は全体の75%だからです。その他の音は例外として覚えていくよりほかありません。英語には「読まない音」も存在しますからね。だから、覚える努力は必要です。

 しかしながら、初めて英語を学ぶ子どもたちは、フォニックスを知ることにより、「自分で英語が読めた!」という喜びを味わくことができるのです。「自分の力で英語が読める!」「自分の力で音を書くことができる!」つまり、子どもたちは「学びの楽しさ」を味わうことができるのです。

「学びの楽しさ」とは、「わかった!」と知る喜びと、「書けた!読めた!」という使える喜びです。

 決して「書かなければいけない」という強制的な学習ではなく、楽しみながら覚えていくうちに自然と「書きたい!」と自分の中から湧きでてくる学びたい欲求に応える学習が子どもたちにとって、一番「学びを楽しむ」ことになるのではないでしょうか。