絶対学力⑥

我が子の本当の学力は頭の健康診断で確認できる。

結果、悪ければ再考する。

しかし、考えるための思考回路作成は、12歳までにしかできない。

今現在、文章題が解けない子は、文章に慣れていないのではなく考える方法を教えてもらっていないからである。

楽しく解けない場合も要注意だ。

文章題が解けないということは、極端に少ない思考回路を使って高速処理することしかできないように育ててしまった結果であり、回復させるにも時間がかかる。

高速多量学習は、高度な猿真似しかできない短絡的思考人間を要請するだけで、これを学力と勘違いしていては思考力は養えない。

糸山泰造著『絶対学力』より

 

小学生であるうちに、基礎学力(読み取る力・考える力・覚える力)を鍛え、中学生では処理能力を高めていくという一つの道筋を実践することが難しい時代となってしまっているように思えます。

一方で、そういった目に見えにくい力は確からしさに弱く、『失敗』や『損失』というキーワードを連想させてしまう。

近頃は、『損をしたくない』症候群とでも申しましょうか、少しでも「損をしたくない」・「得をしたい」と考えが当たり前のようになっている気がしますが、当然ですね。

誰も自ら損をしたいとは思いませんよね。

 

 

しかし、『損して得取れ』という諺があります。

これは、「一時的には損をしても、将来的に大きな利益になって返ってくるように考えよということ。」という意味です。

 

必ずしも、損をすることが不利益ということではないことを念頭に置き、物事を判断していくことが大切であると考えます。

絶対学力⑤

ゆとり教育の理念は間違ってはいないが、理論も方法もなかった。

だから、ゆとり教育のせいで学力が低下したと批判されて当然である。

しかし、批判そのものは的外れで、「読み・書き・計算」は、ゆとり教育の前後で同じであり、変わっていない。

ゆとり教育の前後もやっていることは、考える学習と呼ばれる「考えない学習」である。

考えるとは具体的に何かを把握していない。

ゆとり教育の目標は、考える力をキチンとつくることだったが、結果的に証明したことは読み・書き・計算が基礎学力ではないことだ。

糸山泰造著『絶対学力』より

 

「我々はこれからの子供たちに必要となるのは、いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性であると考えた。たくましく生きるための健康や体力が不可欠であることは言うまでもない。我々は、こうした資質や能力を、変化の激しいこれからの社会を[生きる力]と称することとし、これらをバランスよくはぐくんでいくことが重要であると考えた。」(1996年中央教育審議会より)

 

この“ゆとり教育”の考え方自体は、約20年学習指導に携わってきた私としても、非常に共感できるものがあります。

そして、お気づきでしょうか。

ゆとり教育の結果がどうこうの前に、もっと重要な点があります。

それは、この時点でこれから変化していく社会に対して、対応できる教育システムが存在しないということを示唆しています。

匙を投げたのか?

違います。

これは、この後の時代、子どもたちの教育は学校に任せっきりではいけない。

保護者、地域住民、地元企業などの連携がこれまで以上に必要とされるということだと考えます。

 

自らの人生経験を踏まえ、我が子に、どのように成長してほしいのか。

「『ご家庭の教育方針』というものを“みんな”で一緒に考えていきましょう」ということだと思います。

 

 

絶対学力④

脳は、単純なストレスを与えると活性化します。

しかしながら、脳の活性化が学力養成と関係あるのかわかっていないのに、教育界ではよく使われている。

最小限のエネルギーで済むことを多量のエネルギーを浪費して、活性化しているから良いと勘違いしているフシが見受けられる。

チューイングガムを噛むことや不安材料などでも、脳の活性化はみられる。

つまり、脳の活性化と学力養成とは結びつかない。

学力養成には視覚イメージが最も重要であり、視覚イメージを再現する練習には、よく朝食のメニューや通学に見た雲の形などを子供たちに表現してもらうことがある。こんなことでも十分で、子供達の生活の様子を知ることもできる。

 

糸山泰造著『絶対学力』より

 

最近では、責任を背負わない子どもたちが増加し、その裏には、子供に責任を背負わせない保護者が大いに影響しています。

家庭内だけならいざ知らず、子どもの交友関係にまで首をつっこみ、仕切り始める。

これでは、子供たちはいつまで経っても自分たちだけで物事を解決することが出来ず、自分の言動や行動に責任をもつことを覚えません。

では、本人たちが責任を持たないならば、誰が背負うのか。

親でしょうか。

その場に親がいなければ。

子供達・・・当然、これまでに自己解決の経験がなければ、難しいですよね。

では、無法地帯ですね。

もちろん、「このタイミングで自分たちで解決することを学んでいけばよいのだ」と思うのですが、ここ10年くらいの子どもたちを見ていると、“自己解決を学び始めるタイミングが遅すぎる傾向”にあります。

適正学齢はおよそ、5・6歳。

しかし、今は12・13歳くらいでしょうか。

つまり、それくらい保護者の過干渉ぶりが目立つことになります。

それまでは、ストレスなく過ごしてきた。しかい、ふいにストレスに直面し、どうしてよいかわからず、自分の殻に閉じこもってしまう。ストレスのコントロールが出来なかったケースですね。

脳は、通常生活において、自分自身で向き合うことで、十分に活性化をします。

まさに、“自分のことは自分で!”ですね。

学力には、こういった大人が作り出す環境が大きく影響します。

 

 

絶対学力③

以前から、記憶は人間にしかできない。そう考えられてきた。だから、教育機関がこの能力をより多く持っている人間を育成するのは当然である。

しかし、コンピューターが出現して以来人間の価値が揺らぎ始めた。コンピューターがより人間頭脳に近づくことで、『記憶』という点で人間は敵わなくなってしまった。人間は機械を発明して、労働を肩代わりさせてきた。そして、人は仕事を奪われた。

ここで、コンピューター的人間の育成が問題となった。

 

しかし、真の人間らしさとは創造性である。

これからの人間がどう変化していくのかを洞察する。

これこそが、まさに創造思考であり、人間にしかできないことだ。

 

糸山泰造著『絶対学力』より

 

『学ぶ』目的は何なのか。

 

“テストで高得点をとること”

 

“学年1位を目指すこと”

 

“良い高校、良い大学、良い企業へと進むこと”

 

間違えてはいけません。これらはすべて手段であって、目的ではありません。

学ぶ目的は、『何を創り出すのか』です。

 

だからといって、良い成績をとることが否定されるわけではありません。

むしろ、良い成績のほうがいい場合が多いと思います。

 

人間は、何かを創り出したくて生まれてくるわけではないでしょう。そして、いきなり創り出すことはできませんね。

 

だからこそ、『学び』という姿勢が必要なのです。

何かを創り出すときに必要なものは、知識・経験・時間・資本(お金や労働力)等々、数多くありますよね。

 

 

絶対学力②

年長から中3まで、自力で考えることが出来ない子供たちは少なく見ても8割以上います。

その全員がその考える方法を教わっていません。

ある小学4年生のA君は、考えなくても解ける問題は良く解けるが、文章問題などは考えてるような顔をして考えられていませんでした。

ある学習塾のブログで、双子の一人は低学年期に機械的反復学習のために自分の頭で考えることが出来なくなっていました。

もう一人の子は、この学習を早々にリタイヤしましたが、明らかに頭が柔らかく、イメージをすることもよく出来ていました。

糸山泰造著『絶対学力』より

 

以前から、危険視されてきた低年齢時の反復学習は、学齢が上がるにつれその差が歴然となっています。

私が指導してきた生徒の中には、たしかに「低年齢児に反復練習をしたから…」という理由で考えられなくなっていると思われる生徒が数多くいました。しかし、その他にも、上記内容に登場したA君や双子の一人の状況になっている生徒もまた数多くいました。

ここから考えられることは、低年齢時における反復学習は非常に危険であるということ。しかし、危険なことはそれだけではないということです。

 

絶対学力①

「子どもは小さな大人ではない」というのは、医学界やスポーツ界では有名です。

つまり大人には効果的だが、子供には危険なものがある。

教育界では、この危険性により子供の多くは考えられないように教育されている。これは勘違い教育が作り出した人為的障害である。

これを引き起こしたのは、9歳以前に徹底反復と高速多量学習をさせ、“視考力”の使い方を教えてもらっていないという結論に達した。

“視考力”を養うには、少量の質の良い学習と視覚イメージの活用が絶対的条件である。12歳までには思考力を育てていかなければならない。

糸山泰造著『絶対学力』より

 

みかんせいが、小学生の学習の中心に“絵図化文章題”を据える理由がここにあります。

もちろん、「“絵図化文章題”を学ばなければ賢い子にはならない」ということではありません。

そして、「“絵図化文章題”を学んだから賢い子になる」というものでもありません。

ここでいう学力とは、学校の勉強ができるかどうかだけではなく、個人が持つ分析力(考える力)や検索力(調べる力)等を成長させ、『自立した人』を目指す力です。

この学力は、ご家庭における教育や地域の関わりの中で培われ成長するものですが、社会の変化や増え続ける教育の情報に伴い、近年の子供たちは十分に得て来られていないように感じています。

理由の一つとして、私が学習塾の講師を始めた約20年前と現在の生徒を比較すると、成績の分布において大きく異なる点があります。

 

次回以降にその変化について言及していきたいと思います。

 

6月のお話

先日、東校舎時代の卒業生がふらっと遊びに来てくれました。

彼は、現在薬学部の5年生(薬学部は6年制です)になり、実習のためこの十勝に帰省しているそうです。

その生徒との出会いは、彼が中3の頃なので、かれこれ・・・8年の付き合いになりますね。

会うたびに昔話に花が咲きますが、今回は「いい学びをしているじゃないか!」と思う彼の想いが聞けました。

薬学部では卒業後の進路は、病院勤務、薬局勤務、ドラッグストア勤務が主で、彼は病院勤務を考えているとのこと。

今回の実習は11週にわたる長期間の実習のようで、多くのことを学ばせて頂いているようですね。

 

さて、実習前は、忙しい病院の方が、学べることが多くあるのではと考えていたようですが、実習先はそこまでの忙しさではなかったようで、やや物足りなさを当初は感じていたようです。

しかし、実習が進んでいく中で、彼は患者さんに対して、自分が何もできないことを痛感し、何かを学べる以前の何の役にも立たない自分が情けなかったようです。

まぁ、当たり前と言えば当たり前のことですよね。

視点がまだまだ学生なので、つまりはお客さん状態なので、そこには『責任』というものが欠如していたのです。だから、「いそがしくないからつまらない」なんてことを考えてしまっていたのでしょう。

 

その後は、そんな自分を反省し、『この現場で自分に何が出来るのか』を真剣に考え始めたようです。

そして、彼が今感じていることは、薬剤師としてどれだけ患者さんのためになることができるかです。

忙しいとか忙しくないとかではなく、患者さんひとり1人にできる最大限のことを考え実行する。

そんなことを考えていると、ちょっと塾に来たくなったようです(笑)

 

いつでも来い!

 

5月のお話

「初めも善く 中も善く 終わりも善し」

 

年が明けたかと思えば、はや半年が過ぎようとしています。

「中」にあたる今こそ、年始の抱負を思い出し、初心に返るべき時です。

「終わり善ければ全て善し」の諺にもあるように、終わりを善くするためには、その道すがらである「中」の、今日のこの日が大切です。

(6月1日)

 

「ああしたい、こうしたい」とやりたいことはたくさんあります。

でも、気持ちが持続しなかったりすると、結果「やりたいと思っただけで終わってしまうこと」がたくさんあると思います。

今は忙しい・・・

明日になればできるはず・・・

そうして、先送りにしてきた自分の望みを、いったいいつ叶えるのでしょう。

自然消滅?

もったいない!

自分がやりたいと思ったのだから、挑戦する価値はある!

失敗なんてきにしない!

成功だけの人生なんてありえない!

そんな気持ちを、子どもたちに持ってほしいですね。

 

4月のお話

去る4月8日『仏教の日』に、檀家となっているお寺に参詣に行ってきました。

昨年は諸事情により行けなかったので、今年は非常に楽しみにしていました。

そして道中、ふと思い出したことがありました。

 

私が小学生の頃、ストーブの中を素手で触りススだらけになったことがありました。

(何をしていたんでしょうね)

夕飯のとき、祖母が私の黒い手のひらを見て、理由を聞きました。

私は怒られると思いとっさに、「外で転んだ」と言いました。

(ベタですね)

祖母は、無言で私を仏壇の前に連れていき、こう言いました。

「誰も見ていなくても、仏様がいつでも見ているんだよ」と。

「手が黒い理由は何だっていいけど、自分を守るウソはついてはいけない」

「どうみても、土の黒さじゃないよ」

(バレてました)

 

人はウソをつきます。

とくに小さい子は、自分を守るためのウソをたくさんつきます。

ある意味では、頭が働いているので賢いとも言えます。

ただ、「ウソをつくことが格好悪いこと」だと、正しく教える必要はあります。

 

勉強をしていないのに、「勉強した」ということは簡単です。

でも、勉強した結果は必ずテストにあらわれます。

「今回は難しかったから…」なんていう言い訳は通じません。

出来なかったならできなかった理由があります。

その理由と向き合えるかどうか。

つまり、勉強をしない自分をどう思うか。

 

どう思うのでしょうね。

2日間の無料体験授業のお申し込みはこちら↓↓


詳しくはこちらをタップ

はじめての方へ

勉強しようと決心したあなたへエールを贈ります
勉強しようと決心したあなたへエールを贈ります

学習方法は技術

成績向上は気合でも根性でもない、技術です
成績向上は気合でも根性でもない、技術です

3つの学習タイプ

あなたが抱えている問題は、この方法で解決できる
あなたが抱えている問題は、この方法で解決できる


レビュー塾生の声

塾生が楽しく成長していったリアル体験話
塾生が楽しく成長していったリアル体験話

受験情報

帯広の公立高校の受験情報と受験対策
帯広の公立高校の受験情報と受験対策

講師のブログ

講師の思いと教室の様子がここに!
講師の思いと教室の様子がここに!


月間予定表

開校予定を知り、学習計画を立てる
開校予定を知り、学習計画を立てる

月謝料金表

授業料はとても細かく個別に決められます
授業料はとても細かく個別に決められます

冬の学習会

最小3日間から選択できるよ!
最小3日間から選択できるよ!


Facebookでつながろう!
Facebookでつながろう!

校舎案内

帯広南の森校 0155-47-8399

帯広中央校  0155-67-7130

福井景岳校  0776-43-0204

 

HPからのお問合せはこちらから


学習は自分で作り、自力でする!