6月のお話

先日、東校舎時代の卒業生がふらっと遊びに来てくれました。

彼は、現在薬学部の5年生(薬学部は6年制です)になり、実習のためこの十勝に帰省しているそうです。

その生徒との出会いは、彼が中3の頃なので、かれこれ・・・8年の付き合いになりますね。

会うたびに昔話に花が咲きますが、今回は「いい学びをしているじゃないか!」と思う彼の想いが聞けました。

薬学部では卒業後の進路は、病院勤務、薬局勤務、ドラッグストア勤務が主で、彼は病院勤務を考えているとのこと。

今回の実習は11週にわたる長期間の実習のようで、多くのことを学ばせて頂いているようですね。

 

さて、実習前は、忙しい病院の方が、学べることが多くあるのではと考えていたようですが、実習先はそこまでの忙しさではなかったようで、やや物足りなさを当初は感じていたようです。

しかし、実習が進んでいく中で、彼は患者さんに対して、自分が何もできないことを痛感し、何かを学べる以前の何の役にも立たない自分が情けなかったようです。

まぁ、当たり前と言えば当たり前のことですよね。

視点がまだまだ学生なので、つまりはお客さん状態なので、そこには『責任』というものが欠如していたのです。だから、「いそがしくないからつまらない」なんてことを考えてしまっていたのでしょう。

 

その後は、そんな自分を反省し、『この現場で自分に何が出来るのか』を真剣に考え始めたようです。

そして、彼が今感じていることは、薬剤師としてどれだけ患者さんのためになることができるかです。

忙しいとか忙しくないとかではなく、患者さんひとり1人にできる最大限のことを考え実行する。

そんなことを考えていると、ちょっと塾に来たくなったようです(笑)

 

いつでも来い!

 

5月のお話

「初めも善く 中も善く 終わりも善し」

 

年が明けたかと思えば、はや半年が過ぎようとしています。

「中」にあたる今こそ、年始の抱負を思い出し、初心に返るべき時です。

「終わり善ければ全て善し」の諺にもあるように、終わりを善くするためには、その道すがらである「中」の、今日のこの日が大切です。

(6月1日)

 

「ああしたい、こうしたい」とやりたいことはたくさんあります。

でも、気持ちが持続しなかったりすると、結果「やりたいと思っただけで終わってしまうこと」がたくさんあると思います。

今は忙しい・・・

明日になればできるはず・・・

そうして、先送りにしてきた自分の望みを、いったいいつ叶えるのでしょう。

自然消滅?

もったいない!

自分がやりたいと思ったのだから、挑戦する価値はある!

失敗なんてきにしない!

成功だけの人生なんてありえない!

そんな気持ちを、子どもたちに持ってほしいですね。

 

4月のお話

去る4月8日『仏教の日』に、檀家となっているお寺に参詣に行ってきました。

昨年は諸事情により行けなかったので、今年は非常に楽しみにしていました。

そして道中、ふと思い出したことがありました。

 

私が小学生の頃、ストーブの中を素手で触りススだらけになったことがありました。

(何をしていたんでしょうね)

夕飯のとき、祖母が私の黒い手のひらを見て、理由を聞きました。

私は怒られると思いとっさに、「外で転んだ」と言いました。

(ベタですね)

祖母は、無言で私を仏壇の前に連れていき、こう言いました。

「誰も見ていなくても、仏様がいつでも見ているんだよ」と。

「手が黒い理由は何だっていいけど、自分を守るウソはついてはいけない」

「どうみても、土の黒さじゃないよ」

(バレてました)

 

人はウソをつきます。

とくに小さい子は、自分を守るためのウソをたくさんつきます。

ある意味では、頭が働いているので賢いとも言えます。

ただ、「ウソをつくことが格好悪いこと」だと、正しく教える必要はあります。

 

勉強をしていないのに、「勉強した」ということは簡単です。

でも、勉強した結果は必ずテストにあらわれます。

「今回は難しかったから…」なんていう言い訳は通じません。

出来なかったならできなかった理由があります。

その理由と向き合えるかどうか。

つまり、勉強をしない自分をどう思うか。

 

どう思うのでしょうね。