あるアンケートによれば、教科書を調べながら学校のワークをやった子は、たいてい本番のテストでは思い出せないのです。この思い出せないのにはある重大な理由があります。

→その理由とは?

空欄を埋めるためにただ「答え」を探しているだけだからです。

これでは「答え」を写しているのとなんら変わりがありません。

 

本来は、なぜ「そうなるのか」の原因と理由を知り、その「結果」を知らなければなりません。

「覚える」というのは、「暗記する」と言う意味よりも、「そうなった原因と結果の結びつき」を理解することなのです。

その結びつきを知らないで、ただ「用語だけ」を覚えたとしても、頭には残りません。

 

頭の中に残すためには、

インプットの学習とアウトプットの学習が必要です。

インプットの学習を疎かにすると、質問の言い方がちょっと変わるだけで、

本番のテストではふっと忘れてしまうのです。

「これ知ってたのに…」という言葉は、こういうことが理由です。

 

問題をすることは、アウトプットの学習なのですが、

これは十分なインプットの学習がないと意味がないのです。

 

教科書を調べるとは、一見いいことのように思いますよね。

「調べたら覚える」ということをよく言われたと思いますが、

これははっきり言って幻想です。

調べただけでは覚えません。

もしそんなことができたら…みんな国語辞典や英和辞典を覚えることができるでしょう。

無理ですよね?

 

覚えるというのは、決してラクなことではないのです。

時間がかかります。

教科書を調べれば覚える…という思い込みを捨てましょう。

そして、きちんとインプット学習となる「ノートまとめ学習」をして、

思い出すための学習をしていきましょう。

 みかんせいの社会学習の方法はこちらです

 


シンプルなノートまとめ学習のルールは、あなたに自己最高の得点をもたらすでしょう。

あなたが今まで信じていたやり方よりもはるかにシンプルな方法で…。

→その方法とは?

「教科書を読んで、大事なところをまとめればいい」

ということを言われたことがあると思います。

 

でも…

そんなときこう思ったことはないですか?

「どこが大事なのかわかんないよ!」

 

教科書の黒字のところが大事、というのはわかるでしょうが、

じゃあそれ以外は大事じゃないの?

と思いますよね。

 

結論から言うと「大事です」(笑)

 

そうなるとますます「どこが大事かわからない」となりますよね?

そんなときは「大事なことを聞いてくれる」ものが必要なのです。

それが「ワーク」であったり、「問題集」なのです。

 

ワークや問題集は、「大事なことを質問するための役割」を持ったものです。

ということは…

最初からワークや問題集を「見て」、

大事なポイントや質問されるポイントを「知って」から、

教科書を読んで「まとめる」と…

大事なところがわかっているので「ノートまとめして覚える」ことができますよね。

 

ワークや問題集は「問題を解くためのもの」ではなく、

「覚えるべき大事なポイントを教えてくれるもの」なのです。

 

ワークや問題集を「問題だけが載っているもの」という思い込みを捨てましょう。

これらは、あなたを困られるものではなく、あなたを助けてくれるものなのです。

みかんせいの理科の学習方法はこちら

 

 


伸び悩む子の90%が陥っている間違い。この間違いをしているとどんどんできなくなることを保証します。

→その間違いとは?

「大量も問題をすること」や「たくさんのプリントをすること」を

勉強することだ、と思い込んでいることです。

 

これは大きな間違いです。

大量の問題をすることや、たくさんのプリントをすることは、決して「勉強する」とはいいません。

これは作業であり、反射的に答えらしきことを書いているだけです。

なぜそうなるのかの理由や原因を理解しないままで、結果だけの「答え」を反射的に書いているにすぎません。

 

数学でも、「こうきたらこれだ」的な反射反応になっているので、

「なぜこの式になるの?」とか「どうしてこうなるのか説明してみて」と尋ねると…

こういう子はほぼ100%「?」となって、

黙ってしまうか、

自分でもよくわからないことを言い出します。

つまり「自分がしていることの説明」ができないのです。

 

なぜそうなるのか?

もうおわかりですね。

きちんとした「理解のための学習に時間を取っていないから」です。

「覚えるための時間」や「考えるための時間」

「悩むための時間」や「分析・解明するための時間」

そういった「なぜこうなるのか?」

「なぜこうなったのか?」を考える時間を取っていないから

自分がしたのこと説明ができないのです。

果たしてこれは勉強といえるでしょうか?

 

問題やりながら覚えればいい

たくさんプリントやればいい

テストはそこから出すから…

 

と言われれば、大量の問題をして、たくさんのプリントをこなすでしょう。

誰だって「いい点」が取りたいですからね。

 

でも…

「なぜこうなるの?」という疑問を持ちながら、

十分覚えてもいないのに「空欄を埋めるだけ」の作業をしながらで、

果たして「頭を使っているか」といえば、おそらく「No」です。

 

伸び悩む子は、せっかく学力が伸びる資質を持ちながら、

こういう大量の問題やプリントの洪水に飲み込まれてしまっているのです。

だから…頑張っている子ほど伸び悩んでしまうのです。

 

こういう生徒こそ

「じっくり考える」

「ゆっくり解いていく」

「丁寧にまとめて覚えていく」

学習をすることで、伸び悩みが解消できるのです。

 

大量の問題をすること、たくさんのプリントをやること、ひたすら数を書くこと…

これらは勉強ではありません。

こういう思い込みを捨てましょう。

 


勉強を始める最良のタイミングがあります。このタイミングを逃すとまた同じことに…。

→その時期とは?

今でしょ!(笑)

 

まぁちょっと古いですかね(笑)

でもこれは真実です。

 

人が何かをやり始めるには、きっかけが必要です。

そのきっかけは…

「やろうと思った時」

「ヤバイと思った時」

のどちらかです。

 

前者がポジティブな気持ちなら

後者はネガティブな気持ちです。

 

そして人は…

ネガティブな気持ちから動くことが多いです。

恥ずかしいとか、

このままでは嫌だとか、

そういう気持ちです。

 

今回の結果を見て…

「ヤバイかも」と思ったのなら、

今が学習をスタートする絶好の機会です。

 

そして人は…

基本的に怠け者なので、一人ではなかなかやりきりません。

最初に1日〜2日はやってみたりするのですが、

それ以降だと、

なんだかんだと言い訳を作り、

なんやかんやと余計なことをして、

いつの間にか時間がなくなり、

明日やろうといいながら、

明後日になってもやらず…

 

そうしてやらない習慣ばかりできて、

結局次のテストでも同じことを繰り返す

 

「追い詰められないとやらない」という子は、

追い詰められてもやりません。

やったとしても「穴」ができていることが多いです。

つまり…「すぐに忘れる」ということです。

 

今回の「10days Challenge」講座は、10日間あります。

10日間通い続け、勉強し続ければ…

習慣化するまではいきませんが、

勉強するのが普通になると思います。

 

これは大きな進歩です。

 

ここであなたにクエスチョン!

「あなたは…いつから勉強始めますか?」