図の大切さを知る

多項式の文章問題で悩んでいた生徒さん。


問題は、

『1辺の長さがa㎝の立方体があるこの立方体の底面の辺をすべて3倍にし、高さを半分にして、直方体を作った。

 この直方体の体積を求めよ。』という体積を求める問題です。


この生徒さんは、この問題の文章だけを見て考えており、

実際にどのような図形になったのか、頭の中でのイメージができていませんでした。

それでは、考えていても答えにはたどり着けません。

なので、一度問題を整理するため、問題文の中で重要なところを抜き出し、図にして書き出してもらいました。



すると・・・?

すぐに「できました!」の声が。

それもそのはずですね!!

図にすると、具体的に状況が分かり、頭の中で想像しやすくなります。

そうすることで、見えていなかったものが見えたり、気付けていなかったものに気付けたりするのです。

この生徒さんも、さっきまで見えていなかった図形が見え、答えまでたどり着くことができました。



問題文をじっと見て、考えていても結局何も分かりません。

大事なことは、その文から重要なところを見つけ出し、頭の中で具体的にイメージすることです。

その手助けとして、図は欠かせないですね!!