言行一致の人になろう!

当然のことなのですが、

何かの行動を起こさない限り、何も起こりません。

 

そんなことは、もちろんわかりきっています。

でも…

本当にわかっていると言えるでしょうか?

つまり、自分の生活の日々で「それ」を実行しているでしょうか?

 

ここでちょっとしたクエスチョン!

自分の日常を顧みて、正直に答えてください。

「目標は設定したものの、結局はその目標から少しずつずれていってしまったことが何度あったでしょうか」

「約束はしたものの、その約束を守れずに後から言い訳をしたことは何度あったでしょうか」

 

結果を出し、成功するために一番大事なこと

どうしてその行動をとったのか、他人に説明できなければなりません。

でも一番大切なことは…自分自身に対してきちんと説明できるかどうかなのです。

 

ここでいう説明とは「責任」ということもできます。

責任とは「言行一致」ということに他なりません。

つまり「言うこと」と「やること」が一致しているかどうか、です。

この言行一致が、結果を出し、成功するかどうかを決定すると思います。

 

言行一致でさえあれば、他のことは何も問題ではありません。

言行一致でなければ…、他の何をもっていても意味がありません。

言葉にしたことをその通りに実行する能力、約束を果たす能力。

約束をした相手が先生であれ、親であれ、自分自身であれです。

 

そして、その約束をただ果たすのではなく、「良い結果を出す」ように行動することが、

成功するために一番大事なことなのです。

これこそ本当の「言行一致」なのです。

 

生徒たちの中には、小さくて「安全な」約束をすることで、言行一致を守ろうとする子もいます。

例えば「数学で60点取る!」とかです。

おいおい前回も60点取っているだろう!という子に限ってこういうことを言います。

ですが、こういう態度では言行一致とは…本来の意味では言えないのです。

 

言行一致を果たすにはちょっとした「リスク」がつきものだと思います。

背伸びした目標というよりも「自分の中の本当に望む目標」を言葉にする。

本当に成功する気があるなら、こういうことを「口に出す」ことはとても大事なことです。

口に出すだけじゃなく「文字にする」ことも大事なことです。

 

もし「どうして思い通りに物事がいかないのだろう」と思うなら、

もし「どうして思ったような得点が取れないのだろう」と思うなら、

少しの時間をとって、自分の「言動と行動」を考えなくてはいけません。

 

そのときこんなことを自問してみます。

「私は、自分がした約束をすべて守っているだろうか」

「私の約束は、テストにおいて(ある物事において)ブレイクスルーを起こす約束であろうか」

 

さて…みなさんは何と答えますか?

言行不一致だったことはありませんか?

その結果、何が起きましたか?

そのときどう対処しましたか?

 

自分の言行の一致、不一致について考えるのは気が引けるものです。

僕も…よく考えては「恥ずかしく」なることがあります(汗)

でも、自分自身が大胆にも、しっかりとその「不十分さ」を知ることが、

成功への道になると思います。

 

生徒たちも「自分との約束」を守るために、一体どんなことをしてきたのか、

もしくは、していないのか?

そういうことを自問してもらいながら、間近に迫ったテストに向けて頑張ってもらっています。

 

何点取りたい!

と口に出すだけでは取れるものではありません。

しかし…

口に出さなければ取れる努力ができません。

 

言行一致の人は、一致するための努力と研究をしています。

つまり「成功に続く行動」をしているのです。

きっと数々の失敗を糧にして…。

 

と僕は思っています。

そうじゃないと…

あまりの失敗の数に心が折れてしまいますからね(笑)

 

それではまた、別の機会にお会いしましょう