マインドフルネスなう

マインドフルネスって言葉を聞いたことがありますか?

 

数年前から世に出てきた言葉ですが、

日本語に直すと「瞑想」といいます。

 

仏教的にいうと「坐禅」となります。

 

すごく簡単に言うと「心を開くこと」となるのですが、

そのために「なにも考えない時間を持つ」ということになります。

 

自分の心と向き合うこと、ということもあるのですが、

自分の今と向き合うこと、という意味合いが強いです。

 

今あること

ここに在るということ

今ある現実

ここに在るという現実

 

それを心と5つの感覚ともう一つの感覚で受け止める

そのためには一切の思考を停止して、ただただ感覚に身を任せる

 

まぁそんなようなことです。

とはいえ…「考えないようにしようってことを考えてしまう」

という人も多いのが事実です。

僕もその一人でした。

今も…ですけどね(笑)

 

でもそれでもいいのです。

無思考でいようといっても、

人の脳は勝手に何かを思い浮かべたり、

人の心は勝手に何かを思い出したりします。

だからそういうときは「これは思考だ」というラベルを貼って、

そういう状態を「受け入れる」ことでよいのです。

 

そうしてただただ感覚に身を任せ、

聞こえることは「聞こえた」と受け入れ、

肌に感じることは「感じた」と受け入れ、

頭に浮かんできたことは「思考だ」と受け入れる。

 

そうして自分の息に集中していくと…

ほんの瞬間ですが「無」になる瞬間があります。

気がつかないくらいの一瞬かもしれませんが…。

 

だけどそういうことよりも

「何もしない時間」を持つことで、

四六時中使っている頭と心が落ち着きを取り戻し、

メモリーいっぱいに使っていた頭と心にゆとりができます。

そうすることで、仕事や勉強に集中できるようになるのです。

 

マルチタスクという言葉があります。

一度になんでもやってしまおうということです。

一時期マルチタスクができるやつってすげ〜的な風潮がありましたが、

実はこれは「最も効率の悪いやり方」なのです。

 

人の脳はとても複雑にできていますが、

それ以上にとても繊細なのです。

そしてエネルギーを最も使う器官です。

だから「1つのことに集中する」ほうが、

「1度にたくさんのことをする」ことよりも、

エネルギー効率はいいのですね。

エネルギーを集中して使うか、分散して使うか…。

であれば、集中して使ったほうがはるかに「効率が良く、早い」のです。

 

マインドフルネスは、

そうしたエネルギーの無駄使いを一回リセットする役割もあるように思います。

 

ということで…

最近マインドフルネスにはまっている山田でした。

 

休日は、休む日です。

心も体も休めて、来る日に備えていこうと思います。

 

何もしないことをする。

よくよく考えればとても贅沢な時間だなぁと思います。

 

あなたに豊かな学びを…

山田でした