全国学力テストの結果が出ましたね

9月29日に今年度の全国学力テストの結果が公表されました。

結果をご覧になったかたも多いかと思います。

 

さて北海道の様子はどうかというと…

昨年度の比較で見ていきましょう。

 

小学生の様子

2016年小学生(全国平均)

国語Aー71.0(73.0)差(-2.0)

国語Bー56.0(58.0)差(-2.0)

算数Aー75.3(77.8)差(-2.5)

 算数Bー44.5(47.4)差(-2.9)

2015年小学生(全国平均)

国語Aー68.1(70.2)差(-2.1)

国語Bー63.0(65.6)差(-2.6)

算数Aー72.3(75.3)差(-3.0)

算数Bー42.5(45.2)差(-2.7)

差の比較(16年−15年)

国語A +0.1

国語B +0.6

算数A +0.5

算数B -0.2



中学生の様子

2016年中学生(全国平均)

国語Aー75.1(76.0)差(-0.9)

国語Bー65.0(67.1)差(-2.1)

数学Aー61.8(62.8)差(-1.0)数学Bー43.3(44.8)差(-1.5)

2015年中学生(全国平均)

国語Aー75.8(76.2)差(-0.4)

国語Bー65.7(66.2)差(-0.5)

数学Aー63.0(65.0)差(-2.0)

数学Bー39.7(42.4)差(-2.7)

差の比較(16年−15年)

国語A -0.5

国語B -1.6

数学A +1.0

数学B +1.2


 

という結果です。

一部の新聞では「去年(15年)より上がった」という記事もありましたが…

果たしてどうでしょう。

 

 

問題の難易度が昨年と今年では違うので、一概に得点だけ見てもわからないことがあります。

なので「全国平均との差の比較」をしています。

 

こう見ると…

小学生は基本の「A」では改善が見られますね。

伸びているといってもいいと思います。

逆に応用の「B」では、国語は伸びたのですが、算数が落ちたということです。

 

解答の内容を見ていないので、本来は論評することは憚られるのですが、

国語Bが伸びたというのは、良い結果だと思います。

 

読解力は学習の基本となりますので、

記述系の多いB問題で昨年より伸びたということは、

何かしらの成果が出たということだと思います。

最近は「朝読書」を取り入れる学校が増えていると聞きますから、

そういう「毎日の積み重ね」が効果を上げているかもしれませんね。

 

 


秋田わか杉っ子 学びの十か条
秋田わか杉っ子 学びの十か条

ちなみに…

今年の問題の中で「早寝早起き朝ごはん運動の成果」という項目があったのですが、

これは今年度のトップ県である秋田県で掲げている「秋田わか杉っ子 学びの十か条」の第1条で謳われている項目でした。

「だから結果が良かったのか!」ということでは全くありません。

そう思うのは全くのお門違いです。

普段から、県と学校と家庭の連携をもって子ども達の学びを支援する(教育する)ということが、

しっかりとなされている結果だと思います。

一朝一夕でできるわけもなく、1960年代から教育改革を始めたようです。

実に50年以上前ですよね。半世紀前です。

 

ここで大事なことは「謳う」だけではなく「本気で取り組む」ということです。

文科省も中教審も「謳う」ことは得意です。

ぶっちゃけると「謳ってれば」いいだけですからね。

まぁ言い方が悪いので修正しますが「目標値を掲げる」ことは得意です。

何をするかを言うことも得意です。

 

しかし「どうやるかを具体的に」示すことはしません。

現場レベルの「授業時間45分間」をどうやって使っていくのか?

彼らはそういうことには関心がないんです。

だから学校現場はいつもいつも混乱と不安感でいっぱいになっているように思います。

本来は「授業時間45分間」に集中しなくてはいけないのに、

それ以外のことで手がいっぱいになってしまっているように思います。学校の先生って大変なんですよね。

 

しかし秋田ではおそらくそういうことがなく、県と学校と家庭の連帯がきっちりされているのだと思います。一度見に行きたいものです。

どなたか秋田にお知り合いとかいませんか?是非ご紹介ください!

 

帯広においてそれが現実化するかはわかりませんが、もっと公教育(学校)と私教育(塾)が連携し合えばよいのにと思います。一部の地域では実施されていることですからね、できるとは思うのですが…。

 

 


さて中学生です。

こちらは…国語が基礎A,応用Bともに「悪化」しています。

数学は基礎A,応用Bともに「改善」していますが、

昨年の状況を考えると…改善と言っていいかどうか?

 

とはいえ、数学は45分間でやるにはちょっと問題数が多いのかなと思います。

数学Aは大問で13問ですから、大問1問に対し4分ですからね。

なかなかのスピード感が求められます。

数学Bは大問6問ですが、こちらは文章題中心ですから、7分くらいで…というのは、

こちらもハードルは高い気がします。

同じ問題数なら60分〜90分くらいのテスト時間がよいのではと思います。

そうじゃないとじっくり考える応用力を判断するには難しいのではないかなぁと…。

 

そんな中でも数学Bは福井県が唯一「50点代(50.8)」を取っています。

数学Aでも全国1位ですからね。

すばらしいですね。

 

とはいえあまり全国順位は気にはしていません。

それよりも「道(市)と学校と家庭での学習への取り組み方」を比較検討し、

よいところは学び取り、実践していくことの方が気にかけるべきことだと思います。

 

小学生では特に「家庭での教育」は最も影響力がありますから。

つまりは「保護者が指導者となる」ことへの心構えでしょうね。

指導者といっても勉強を教えてください!ということではなく、

一緒に学ぶ姿勢になりましょう、ということです。

一緒に遊ぶのと同じくらいの時間を一緒に勉強するのです。

大人の勉強内容は何でもいいと思いますが、

勉強する姿勢を見るだけでも子どもにとっては刺激になります。

時々生徒から「先生も勉強するの!?」と言われます。

するに決まってるじゃんというと…驚かれます。

まだまだ勉強は一生するものだということが浸透していないのですね…。

指導不足です…(涙)

 

「本を読む家庭の子どもは本をよく読む」のと同じです。

もし…ゲームをよくする家庭なら、きっとゲームをするでしょう。

僕は本を読むことも、ゲームをすることもいいと思っています。

ただ著しいバランスの崩れは、よくないですけどね(ー ー;)

それはもう自律心と自立心のバランスの崩れですから。

 


先ほどの秋田の学びの十か条は、何も難しいことは謳っていません。

実にシンプルで、当たり前のことを謳っています。

最も。。。そうじゃないとなかなか実践できませんからね(笑)

 

そして…

よく読むと、みかんせいの教育と通じるものがありますが…

せっかくなので、全部紹介しましょう。

 

秋田わか杉っ子 学びの十か条

1 早ね早起き朝ごはんに家庭学習

2 学校の話題ではずむ一家団らん

3 読書で拓く心と世界

4 話して書いて伝え合う国語

5 難問、難題にも挑戦する算数・数学

6 新発見の連続 広がる総合

7 きまり・ルールは守って当たり前

8 いつも気をつけている言葉づかい

9 説明は筋道立てて伝わるように

10学んだことは生活で学校ですぐ活用

 

みかんせいとの共通点

1について…は、できません!家庭学習はもちろん推奨していますが…。

2について…も、できません!学校の話を聞くことはしていますが…。

3について…は、国語要約でたくさんの物語を読んでいますから共通してますね。

4について…も、百字要約で読んでもらい、書いて内容要約ですから共通してますね。

5について…も、文章題は難問も最たるものでしょう。

6について…は、時々実施している理科実験がそれにあたりますし、講師の話がまさにこれです。

7について…みかんせいにも「塾生のルール」がみかん日記の裏に書いてあります。

8について…ここはあまり口うるさく注意することはないです。

9について…は、みかんせいの指導そのもの。「説明しよう!」がみかんせい教育の根本ですから。

10については、学習内容をノートにまとめて覚えるのが基本なら、問題はその「活用」ですから。

 

ということで、生徒の「家庭での生活面」はさすがに無理ですが、

それ以外の「学ぶ」部分ではかなりの共通点があると思います。

 

つまり…

みかんせいの教育は「秋田県並」に素晴らしい教育と言えるのではないでしょうか(自画自賛)

今日のブログではこれが言いたかったのか…(笑)

 

そうなるように日々精進努力をしていきます。

 

ちなみに福井県との差は…

ちょっと悲しくなるのやめておきます(涙)

ご興味のある方はこちらをご覧ください。

http://www.47news.jp/47topics/e/276013.php

 

学びのある豊かな人生を…

山田でした。