子どもに伝えること 責任感その②

原因と結果

この世の中は、すべて原因と結果で動いています。

因果というものです。

 

この因果の「結果」を受け入れることが「責任」となるのです。

 

結果を受け入れる人は「責任感がある人」になり、

結果を受け入れない人は「責任感のない人」になります。

 

責任感のある人は「なぜそうなったのかの原因」を考えます。

責任感のない人は「なぜそうなったのかの原因」から目を背けます。

 

そして責任感は、幼少期〜小学生までの「習慣」で身につけることができるのです。

 

その習慣とは…「早起き」です。

いわゆる「早寝・早起き・朝ごはん」的なことを言っているのではありません。

 

「朝早く自力で起きること」

を自分に課したのであれば、

それを「実行すること」で責任感は身につくのです。

 

毎日の習慣化するまで、やり続けること。

それが責任感を生む土壌になります。

 

そしてここからが大事なのですが、

その行動の「結果」を受け入れるようになることが、

責任感を育てる人格となっていきます。

 

例えば…

朝起きるのが遅くなった

ごはんをほとんど食べすに学校へ行った

お腹減った

授業中お腹がグーっと鳴った

「恥ずかしい…」という結果

 

例えば…

朝起きるのが遅くなった

遅刻した

先生に叱られた

友達から笑われた

「かっこ悪くて、恥ずかしい…」という結果

 

例えば…

朝起きるのが遅くなった

友達との約束の時間に遅れた

見ようと思っていた映画が見れなかった

「残念で、申し訳なくて、恥ずかしい…」という結果

 

という「恥ずかしい結果」の原因を考えさせることも大事ですが、経験させることがもっと大事です。

 

人は経験から学びます。

 

成功の体験も

失敗の体験も

すべて体験です。

 

 

転ばぬ先のヘルプは、社会人になったらありません。

それは愛情ではなく甘やかしですからね。

 

責任は、行動の結果を受け入れること。

 

だからたくさんの経験をすることです。

恥ずかしい経験も

嬉しい経験も

同じくらい大事なことなんです。

 

そして…

「どうしてこうなったんだろう」と考えること。

その原因が自分にあることを知ったのなら、

その子は責任を果たせる人になるでしょう。

 

 

つまり…

「強い意志を持って、自分の求めることをやり遂げる人」です。

 

より豊かな教育のために…

山田でした。