成果と結果のちがい

成果と結果の違いってみなさん、知っていますか?

 

成果は「成し遂げた良いこと」という意味で、

結果は「物事の最終的な結論」という意味です。

 

まぁ…

ざっくりですけど。

 

個人的には

成果は「望んだ状態になり、望んだものを手にすること」であり、

結果は「ある行動に対しての一つの区切り」と考えています。

 

結果には「良いことも悪いこと」も含んでいますが、

成果は「良いことのみ」って感じです。

 

成果を望む!

当然ですが、学習においても、仕事においても望むことは「成果」です。

 

つまり「良いことのみ」ですね。

良いことというのは、手にしたかったことです。

 

ではなぜ「成果」なのかというと、

自分が本当に手にしたいことを手にするためには、

正しい「プロセス」が大事になるからです。

 

大事と言いますか、必要になるのですね。

 

例えば…

ダイエットしよう!と思うだけでは弱いのです。

このときに「三ヶ月で7kg減」という明確な「目標」を持ちます。

 

でもこれだけでも弱いのです。

このとき

「7kg減したときに自分は何をするのか」

「どうなっているのか」

「なぜ7kg減したいのか」

を考えます。

これが「目的」になるのです。

 

目標は…結構変化しますが(よくないんですけどね)

目的は、明確であればあるほど変化しません。

 

これが以前書いたパースペクティブというものになります。

パースペクティブはもっと「人生レベル」のものではあるのですが…。

 

そうしてダイエットの目的が決まると、

いよいよ目標達成のための行動に移ります。

 

食事のこと

運動のこと

おやつのこと

普段の動作のこと

などなど

「実際の行動」についての決めていきます。

 

このときが成果を出す人とそうじゃない人の差になるところです。

 

成果を出す人は

自分で決めた行動について「実行」します。

 

成果を出せない人は

自分で決めた行動について「自己正当化の言い訳」をします。

今日はちょっと疲れているから明日にしよう

明日たくさん動くから今日はやめておこう

などなど…

 

残念なことに僕たちは「自己正当化」をしても、

それが「成果につながらない」ことに気づかないんです。

 

気づいていても…

選んではいけない選択肢を選んでしまうのです。

 

もちろん「選んではいけない選択肢」を選んでいては、

ダイエットは成功しないでしょう。

 

しかし、そんな選択肢を選んでしまう人でも

成果は望みます。

 

ではそんな人でも成果は出せるのでしょうか?

 

答えは「yes」です。

 

プロセスを見直し、自分を常に「見て」もらう

これまでの自分を振り返し、

どんなことをしようとしたのか

そのことを今も続けているか

そのことをやっていないなら何が原因だったのか

どうしてそれをやり続けることができなかったのか

それをやることで得られることは何か

それをやらないことで得られなかったことは何か

 

こうしたことを考えてみるのです。

 

しかしここで絶対にしてはいけないことがあります。

多くの人はそのことをするのですが、それは間違いです。

 

振り返るときに絶対にしてはいけないこと

それは「自分を責める事」です。

自分の性格を含めて、自分を否定する事です。

 

このことは絶対にしてはいけません。

 

なぜなら「人は生まれながらにして何の間違いもない完璧な存在」だからです。

にもかかわらず自らを否定したり、その存在を貶めるようなことを自分でしてはいけないのです。

 

「自分が悪いからできない」

「自分が弱いからできない」

ということではないのです。

 

できなかった理由はすべて「実行のプロセス」に問題があるのです。

 

だから成果を上げるためには「実行のプロセス」を見直し、

正しい「実行プロセス」を決めることが何よりも大事なことです。

 

目標達成のための正しいプロセスを決める。

そして実行する。

しかし一人で実行すると「自己正当化の言い訳」が顔を出してきます。

だから「いつも自分を見てくれる人」に見てもらう。

これが僕たち講師の役割の一つです。

 

そうして一定期間以上、プロセスを実行していくと…

望む成果が出てきます。

間違いなく出てきます。

 

 

でも…

人は同時に「非合理的な選択をする」ものですから、

なかなか成果が出るのに時間がかかることもあるのですね(⌒-⌒; )

 

そんな「非合理的な選択をする」

つまり「さぼりんな」生徒たちを叱咤激励するのも…

僕たち講師の役割です(笑)

 

 

より豊かな教育のために…

山田でした。