小6生 teaches どんぐり to 小3生

宿題が終わり、ホッと一息ついている小6生を発見

どこで間違えているのか分からず悩む小3生を発見

 

今しかない!(笑)

 

ということで、小6生に小3生の先生になってもらいました。できるかな〜といいながら、教えている様子です。

 

さて、このあと、小3生が「できた〜」と笑顔で解答を持ってきました。意気揚々と説明しだします。

 

小6生は小3生の説明をドキドキしながら見てます。

 

 

講 師「おー答えはあってるね!では、どうしてこの計算で答えがでるの??」

小3生「………いやーーーわかりません。」

小6生「………(ヤベェ答えしか言ってない)やべー俺の責任や〜...」

 

説教ターイム

 

講 師「小6生くん、小3生くんの悩んでいるところを考えたかい?」 

小6生「いや〜答えだけ教えました」

講 師「その結果、小3生くんは困ったままだね〜。どうする?」

小6生「もう一回、チャンスを〜」

講 師「説明するってことをよく考えてやってみよう」

 

講 師「小3生くん、小6生の説明で本当に分かったのかい?」

小3生「いや、なんでこの式を使うのかはわからなかったけど、答えが出たから。。。」

講 師「分からないことをそのままにした小3生くんの責任は大きいぞ」

小3生「はい、もう一回聞きます」

 

こうやって書くと、なんだかいじわるしてるみたいですね(・・;)

なんにせよ「なぜこのように考えるのか」が分からないと次には進めません。

 

どこでつまづいているのかを聞いて、理解して、

まちがいを的確に伝えることができるまで、しばし待機。

 

さっきよりも数倍ていねいに、真剣に2人はどんぐりに取り組みました。

 

いいたいことはあっているけれど、うまく伝えられない

自分の分からないと感じているところを、うまく伝えられない

2人にとって良い経験になったかな〜と思います。

 

 

このあと、2人ともちゃんと課題をクリアしていきました(・∨・)b

 

伝える側の必死さと聞く側の必死さ。

両方に少しだけ責任感をつけてあげることによって、だいぶ意識は変わります。

 

説明の内容も、聞く姿勢も最初とはまったく違う2人を見て、とても微笑ましい時間を過ごせました。