計画は立てないほうがいい?

中1・2生の学年末テストの2週間前になっています。

 

一年間の総決算ですからね、

気合満々!

 

となるのは、あと数日先かもしれませんが、

それぞれの思いの中で学習をしていると思います。

 

さて、そういうテスト前に付き物なのが「テスト前計画表」です。

 

学校は好きですからね、こういうの。

きっと生徒の皆さん、学校で作ったと思います。

 

それでこういう計画なのですが…

実は「立てない方がいい」んです。

 

 

えっ!

以前、目標のない人生は味気ない人生だって言ったじゃん!

 

という声が聞こえてきそうですが…(汗)

 

目標と計画は意味的にはちょっと違います。

目標は「時間をかけて達成するもの」で

計画は「目標を達成するためのスケジュール」ですから。

 

それで、計画というのは…

だいたいにおいて頓挫します。

まぁ…失敗するってことです。

 

なぜ失敗するかというと、

「そのスケジュールができなかった時のこと」を盛り込んでいないからですね。

 

だから、14日間の計画を立てても、

2日目でつまづいたら…

もうその先の12日間の計画は、チーンって感じになってしまいます。

 

すると、もうその計画通りには進まないし、

進めない。

なので、もうその計画は…役に立たなくなる。

 

これが、計画を立ててはいけない理由です。

 

何か、思い当たる節はないですか?

 

計画よりも分析を…

ということで、計画を立てることよりも、

目標達成のために

「何をするか」と

「どうするか」を

決める方がいいです。

 

さらに、今の現状を知り、

その現状を分析して、

テストで得点を伸ばす学習をすることが、

テスト2週間前にする学習なのです。

 

具体的に言うと、

覚えていないことを覚え、

使えていない知識を使えるようにする。

 

忘れていることを思い出し、

覚えるためにひたすらアウトプットする。

 

一言で言うと「定着学習」をするってことです。

つまり「演習」ですね。

 

 

敵を知り、己を知れば百戦危うからず

みかんせいのテスト前学習は、

①過去の出題問題をまずやってみる→敵を知る

②その出来の現実を受け止め、分析する→己を知る

③できなかった単元や問題の類題の演習をする→危うからず

 

というルーティンで学習を進めます。

 

やっぱりね、

「成果」は、モチベーションに繋がりますからね。

 

それに、実際の利益(内申点)も得られます。

 

次学年に向けて…

ここからがスタートです!

 

 

より豊かな教育のために…

山田でした

PS

といっても、これは「テスト前の限定学習方法」です。

普段のみかんせいは…

「自分で読んで、自分でまとめ、自分で考え、理解する」ノートまとめ学習を地道に地味にしています。

 

学年末テストが終われば…

The復習学習が待っています(笑)