「恥ずかしい…」で気づくこと

さて…

最近、精神と時の部屋にこもっていたので、いつの間にか地上の時間は1ヶ月半ほど進んでいたようですね。

 

その部屋の中だとまだ2時間くらいなのですが…。

 

というわけで、地上時間だと1ヶ月半ほどぶりのブログ更新です。

その間に何をしていたかというと…、

・HPの更新

・一人でできるテキスト新作5〜6本

・経営セミナー受講(2回)

・合格ストーリーの作成

・ちょっとした旅

・南校舎のお片づけ

・早来町のこども園とのコラボ準備

・新しい働き方の創造と契約書作り

などなど

 

精神と時の部屋関係ないじゃん!

というツッコミと誹りは横に置いておきます(笑)

 

姿勢を正しましょう。

その内の一つ、経営セミナー受講時のこと。

 

初対面の相手が「この人は、なんか違うな」

「信頼できそうだな」

と思ってもらえる所作というものがあります。

 

簡単に言うと「姿勢がいい」ということなんですね。

僕は普段から姿勢はよくないので(猫背気味)、

ちょっと貧乏くさくみられることもあるのかなぁと思っていて、

初対面の人と会う時は、意識的に背筋を伸ばし、

丹田に力を入れるようにしています。

 

まぁ…

時間が経つと元に戻ってしまうのですが。

 

それでも最近は、インナーマッスルを鍛えるようにしていて、

そのお陰か、”ちょっとだけ”背筋が伸びたように感じていました。

 

でも…。

 

今までの姿勢はほんと恥ずかしかった…

地味にそんなにはかわっていなかったんですね。

 

普段の姿ってそんなに写真で見ることってないですよね?

写真撮影の時は、ちょっと背筋に力入れて、

口角上げて撮ってもらうと思いますし、

写真となると「構えること」が多いと思います。

 

笑顔作って

ピースしてみたいな。

 

でも何かを考えていたり、

書いていたりするときは、

結構「素」の姿になっているもので、

そんな写真を見ると…

 

とても猫背な山田なのです(ー ー;)

 

そのセミナーでのスナップ写真で、

使っていいかの確認のときに見るのですが、

なんだかとてもカッコ悪い…(恥!)

 

とはいえ、他の方たちもいますので、

僕だけ「嫌」とも言えず…。

 

その写真が採用されないことを祈るばかりです。

 

つまりは、インナーマッスルを鍛えていて、

ちょっとは姿勢良くなった感じがしていたのですが、

全然そんなこともなく、

つまりこれって…

「今までの姿勢(僕)ってこんなにカッコ悪かったのか!」と

愕然したと同時に、とっても恥ずかしくなりました。

 

それで思ったことがあります。

それは…、

できていると思っていることが、実はまったくできていない!

ということです。

 

色々なジャンルでもそれは同じことです。

例えばスポーツ。

 

僕はサッカーが好きで、有名選手のプレーを見て、

これできるんじゃね!

と思って、たまにやってみるのですが…

えぇ、まったくできません(汗)

 

2年ほど前、何かの拍子でEXILEのRising Sunを踊ることになり、

(注 中村先生に嵌められたのです!!!)

嫌々ながらも練習をしていたときのことです。

 

ダンスの流れはイメージできるのですが、

体は動かず、息は切れるし、自分でも驚きくらいにキレが悪い(´Д` )

 

挙げ句の果てに、練習中に左ふくらはぎを肉離れするという惨事ですよ!

 

頭ではできているつもりでも、

やってみたら全然できないわけです。

 

でもこれって、

勉強にも当てはまるなぁと思います。

 

講師の説明を聞いて、

「わかった」と思っても、

実際にやってみると全然一人ではできない。

 

テキストを読んで、

「わかった」と思っても、

実際に問題をしてみると全然一人ではできない。

 

解法の手順を言ってみても、

自分でやると何かが違う。

 

つまり「わかったつもり」になっていて、

ひどい時にはずっとその「つもり」のままでいるので、

自分はできると思い込んでしまう。

 

だけれども…

問題はできないし、テストでは結果は出ない。

つまりは、”結果”として、できていないわけです。

 

一言で言うと、

本当に内容を理解していない、のです。

 

何かが足りていないんですね。

そのことに気づかないで「できる」「わかる」と思い込んでしまうのです。

 

ここから得られる教訓は…できている気にならないこと

どんなことでもそうですが、

新しいことを学ぶとき、

学び直すときに、

「できている気」になってはいけません。

 

生徒たちにも

「ここはわかっているかい?」ときくと、

たいていの子は

「わかってます」「できます」と言います。

 

しかし実際に問題などをやってみたり、

質問してみると…

「…」な無言状態か

「○△#」的な返事か

「○○です」と当たらずも遠からずな一言返事が多いです。

 

えぇ…

もちろん「わかっていない」のです。

 

できていない自分を素直に受け入れる子の成長と

言い訳じみたことを言う子の成長は

その先において大きく違ってきます。

 

自分に素直になる

ということは、

自分に対する指摘を受け入れ、

今の自分の至らなさを受け入れ、

そこから自分で考え、変化・成長していけるということです。

 

「素直さ」は言うことを聞くということではなく、

自分の価値観に正直になるということです。

決して「一時的な感情に従う」ことではありません。

 

「できている気にならない」のは、

そういう素直さを持つことなのかなと思います。

 

 

より豊かな教育のために…

山田でした。