授業スタイルの違い

日曜恒例の授業も4回目を迎えました。

今日はそんな授業で、意識していることを紹介したいと思います。

 

私が授業するときに意識すること、

それは「スピード」です。

 

初めて習うことに対しての授業は、すごーくゆっくり。

そして、これでもかってほどに生徒に質問をします。

 

それは「どのように考えていくか」を一方的に説明するのではなく、

「どうように考えるかを考えよう!」を意識しているからです。

 

つまり、解き方を説明するのではなく、

何が問題となるのか(どこが分かればできるのか)を

自分で見つけ出せ!授業を心がけています。

 

 理科なんかは特にですね。

実験の仮定を考えることから説明することもあります。

「これを見て何が気になる?」なんて聞くこともあります。

(知らないよって話ですが(笑)、実はこれを考えることが一番科学的な考え方に近いんですよ。)

 

だからすごーく時間がかかります(笑)

生徒たちの考えがわかるので、楽しくて好きなんですけどね。

 

まぁ、授業のないみかんせいで初めて習うことはそんなにないと思うので、

巡り合った人はラッキー(アンラッキー?)かもしれないです^^

 

 

では、日曜のような復習授業ではどうなるでしょう?

 

じつは真逆で、すごーく早口にしているんです。

さらに、重要単語を連発します。(知っているものとして話を進めるということです)

つまり、覚えていなければそのまま置いていかれる形にしています。

 

これにはちょっと理由がありまして。

(決していじめているわけではありません。)

 

生徒たちの多くが、

自分から進んで勉強したい!というよりは、

とりあえず目の前のことを終わらせなければ,,,というのが現状。

 

みなさんもそうではないですか?

進んで仕事量を増やそう!というよりは、

ノルマを達成せねば...の方が多いように思います。

 

ここですすんでできる人が成長も早く、重宝されるんですけれどね...><

(なかなかそうはいきません。そうなりたいものです...)

 

話を戻しましょう。

 

生徒たちの多くは、ノルマを達成することを重視している。

つまり「与えられることに慣れている」のです。

見方によっては「『自分に必要なこと』を考えることを放棄している」とも言えるのです。

怖いですね〜

 

待っていれば誰かが教えてくれる。

待っていれば誰かが助けてくれる。

待っていれば誰かが指摘してくれる。

 

いつもそんなにうまくいくでしょうか?

 

私はちがうと思います。

何事も始まりは自分です。

自分で動いて初めて周りが変わってくるのです。

 

生徒たちに伝えていることは、

・自分にとって必要な授業だけを聞きなさい

・授業までに「大事な言葉」だけは覚えてきなさい 

 

何を大事にするかは人それぞれで、

どこまで学んでくるかも人それぞれです。

 

授業を聞いて初めて、

自分甘かったな、もしくは、自分やるじゃん、を実感してもらいます。

 

授業を受けるために、どこまで自分を高めていますか?と問いているんです。(そのつもりです)

まとめのお手伝い授業ですから。

 

早口にしている理由も、そのスピードに慣れて欲しいからで、

重要言葉を連発する理由も、これを覚えていなければ何もできないことを知ってもらうためで、

 

復習授業と言えど、頭をフル回転させないとついていけないように設定しています。

「わかんなーい」と放棄したしてきた人は、「わかんなーい」で終わるんです。

 

どこまで自分で考えて、どこまで一生懸命になれるのか、

それを授業を通して学んでいただければ嬉しいな〜と思っています。