悩んで、悩んで、悩んで打破する

ずいぶんと困っている様子が撮れました(笑)

 

左側の女の子は、かれこれ40分ほどとある1問と戦っております。「わかんない、わかんない」と呟きながらも手を止めません。

 

すっごく粘り強く考えてくれるので、見ているこちらも「がんばれがんばれ」と応援したくなる生徒さんの一人です。

 

真ん中の少年は、国語の要約中ですね。

彼は文章を読むことを苦手としている子なので、1文を絵に表し、簡単な文に書き直す練習をしています。

 

 

例えば

「昔あるところにまずしいおじいさんとおばあさんが二人仲良く暮らしていました。」という一文を、

「おじいさんんとおばあさんの絵」を描き、

「おじいさんとおばあさんが暮らしている」と書く練習です。

 

これがなかなか難しく、文章をそのまま写してしまいがちなんですね。

それではダメだ!と、自分の言葉で書く練習をしている彼です。

 

要約することの基本は「主語と述語を見つける」ことなので、

毎日じっくり丁寧に取り組んでもらっています。

 

右端の少年は、どんぐりを一学年終え、少し自信が付いてきた様子。

計算だけだった彼がようやく、図をかいて考えるということを意識し始めました。

図をかくことでミスを減らせると気がついたようです。

 

今日は「図がないぞ!!!」と指摘することなく(笑)、とてもいい図ですすめてくれていました。


こんな風に日々問題と向き合っている彼らですが、

毎日見ているといろんな変化に気がつきます。

 

昨日はできなかったことが、次の日にはできるようになっていることが多く、子供たちの成長スピードにはただただ驚かされるばかりです。

 

そしてその中でも、この日記の感想のように、自分でもわかる成長を遂げることが一番の成長かなと思います。

 

周りは変化に気がつきやすいですが、

自分のことに関してはわからないことが多いですよね。

 

この子は、自分の成長を素直に認め、自分の新しい武器として活用していくようです。

 

こんなにもまっすぐな姿をみると、自分もまだまだだなぁ〜と感じます。

だからこそ、みんながひたむきにがんばれる環境を作っていきたいなと感じました。