Dead Poets Society

原題「Dead Poets Society」

邦題「今を生きる」

 

だいぶ昔のイギリスの映画です。

観たことがある方もいるのではないでしょうか。

内容については…ここでは省略しますが、

簡単に言うと、イギリスのある男子校の青春ってところです。

簡単すぎますね(笑)

 

まぁアラスジを語ることは今回の目的ではないので…(⌒-⌒; )

 

注目して欲しいのは、

原題と邦題の大きな「ちがい」です。

 

原題をそのまま訳すと…

「死んだ詩人の(社)会」となります(笑)

かっこ悪いにもほどがありますね。

誰も観ませんよ、こんなタイトル。

 

でも邦題を見ると…

「今を生きる」

 

やべっ!

かっこいい!

 

やっぱりタイトルって大事ですね。

ネーミングの勝利です。

 

それでなぜ「今を生きる」

っていうタイトルになったかというと、

それがそのまま「映画の内容」なんですね。

 

生徒たちがかけがえのない「青春」の一瞬を、

その「今」を「生きている」んです。

 

その悩み

その葛藤

その恋

その失恋

その友情

 

そういった十代の心の声を「詩」にして、

読み合うんですね。

 

映画の中では、

先生役をロビン・ウィリアムズが演じています。

ハズレない俳優の一人です。

監督はピーター・ウィラーです。

 

 

最初は、

「詩なんて…」ってバカにしていた生徒たちなのですが、

十代特有の心の繊細さ、純粋さ、闇を「自分の言葉」で

表現していくことで、本当の自分に気がついていくんです。

本当の自分を自覚していくんですね。

 

おっと、あんまり書くとネタバレっぽくなりますので、

ここらで止めておきます。

 

決してこの映画の影響で、

僕は講師になったわけでも、

ましてや詩を書こうと思ったわけでもありません(笑)

 

でも…

詩という表現方法を使って、

自分の内面を表現するっていうのは、

案外気持ちのいいこと、なのかもしれません。

 

今を生きる

これをダイレクトに英語で表現すると…

「Living in the moment」とか

「Living in the present」とかになります。

 

その瞬間を生きる

 

という感じですね。

 

時間は未来に向かって進んでいます。

 

だから、

過去を振り返り、

懐かしんだり、

失敗を思い返してみても、

何にも楽しくありません。

 

過去との比較よりも、

今、その瞬間を楽しむこと

今、その瞬間に起きていることを受け入れること

 

それが「今を生きる」ってことです。

 

そして「今を生きる」ことこそが、

幸せを感じることができるのではと思います。

 

今回は、そのことについて話そうかと思っていたのですが、

存外に「Dead Poets Society」の話が長くなってしまったので、

また次回に話します(笑)

 

 

より豊かな教育のために

山田でした

 

 

PS

この映画は僕が高校生の時に観た映画です。

当時、僕も男子校だったこともあり、

なんだかすごく共感したことを覚えています。

もしご覧になったことがなければ、鑑賞するのもアリかなと。

 

まぁ…

地味な映画ですけどね(笑)

 

PPS

欅坂46も「語るなら未来を…」という楽曲の中で

「過去など自己嫌悪しかない」って歌ってましたね。

さすが秋元康!

 

なんだか芸能ネタばかりになってしまいましたね。。。