みかんせい中央校
5年前に開校したこの校舎も、
その役割を終えたので、
今年度で南の森校と併合することになります。
一口に5年と言っても、
その内容はやっぱり濃かったなぁと思います。
その一つ一つをここで振り返ることはないですが、
思い返すとたくさんの思い出が詰まっています。
何にもない室内を「教室」へと変貌させる過程から始まり、
そこに集まってくれたたくさんの生徒たちがいて、
笑いあり、
涙あり、
お叱りあり、
お褒めもあり、
苦悩や不安もあり、
喜びも嬉しさもあり、
悔しさや怒りもあり、
感動や歓喜がありました。
人生のうちの何年かをここで過ごした生徒たちが、
大人になっていき、
ここで学んだことをほんの少しでも思い出してくれたら、
とても嬉しいことだなぁと思います。
何年もここで学んだこともいれば、
ほんの数ヶ月だった子もいます。
すごく信頼してくれた子もいれば、
相互理解ができなかった子もいます。
それも含めて
みかんせい中央校だったなと今は思います。
どんな子ども達もそうですが、
成長し、大人になります。
そして、学ぶことも続きます。
学ぶことを楽しむっていう魂みたいなものは
きっとずっと続くと思います。
生徒が実際に集まる日はあと少しですが、
その魂は残っていくのではないかと思います。