学習スタイル いきなりワーク型

勉強には色々なやり方があります。

その一つがこれ「いきなりワーク・問題集型」です。

 

勉強が苦手!という子の多くが、大体この学習スタイルを取っています。

それがどんなスタイルかというと…

 

「教科書の読み込み・ノートまとめ・暗記をしないで、

いきなりワークや問題集をする。

できないことや解けないことが多すぎて、

ワークをするのが嫌になってくる。

結局、答えを丸写ししたり、

探したりするだけで頭に残らないけど、

それで勉強したように思う。

誰かに解いてもらったものを見るだけで、

自分では解かずにわかったつもりになる」

というものです。

 

しかしながらこのスタイルは…

 

覚えていないことは頭から出てきません。

理解していないことで問題は解けません。

でも、勉強する=ワークをする、と思っている子は、

覚えることや理解するために時間をかけずに問題だけしようとします。

 

しかし、覚えていないことや理解していないことで、

問題が解けるはずはありません。

結局「できないのでやらない」ことになり、

ただの答えの丸写しにばかり時間をかけて、

それで勉強したように思ってしまいます。    

 

というように、正直ほとんど成果はでません。

というのも「勉強したつもり」にはなりますが、

その場だけの勉強ごっこなので、

頭には残らないんですね。

敢えて厳しいことを言うなら、

あんまり頭を使っていないんです。

 

でも多くの子ども達がこういう学習スタイルなんです。

 

「勉強してるのに!」と思いがちですが、

結果がでないので、

結局勉強嫌い!になってしまうんですね。

 

自分で自分の「やる気を削ぐ」という残念なことになってしまいます。

 

もしこういう学習スタイルをしていたら…

今すぐ別の学習スタイルに変えることをオススメしますが、

その前にもう一つ、イマイチ伸びない学習スタイルを紹介します。

 

ではどんな学習スタイルかというと…

「学習スタイル 教科書読み込み・まとめに時間かけすぎ型」です。

 

これは、次回にお話ししましょう。