執着しない

夏も終わりそうな帯広と

まだまだ暑いねぇ福井ですね

 

この夏はそんな帯広と福井で過ごした山田です。

 

真夏の気温差は実はそんなにないんですよね、帯広と福井。

でも暑さの期間の長さと日差しの痛みはだいぶ違います。

あと、昼夜の寒暖差も。

 

そんな環境にいると身体も頭も疲れてくるもので、

色々とメンドーだなぁと思ってしまうことがよくあります。

 

そんな時は、あんまり考えないで反射的に動いてしまったり、

喋ってしまったりして、

あとから、やっちまったかも…と思うことがよくあります。

ないですか、そんなこと?

 

そんな「やっちまったこと」からも得られることはきっとあって、

得ようとすればですけど、得られるのではと思います。

 

認知の深度を深める

一度の経験から何を学ぶのか?

大切なのはそういうことだと思います。

 

例えば…

数学の問題で「やっちまったミス」の代表は「符号ミス」ってやつです。

そんな時には、次のような2パターンに分かれます。


符号のミスで間違えた!

+とーの符号が逆だった

→その場だけのとりあえずやり直し(符号だけ書き直す)

→なぜって?メンドーなことは脳はしたがりません

→本当は「何度も間違う方がメンドー」なのにそれに気付かない

→こうしたメンドーが重なって嫌になってくる

→一つひとつの間違いやミスと真剣に向き合えなくなる

→間違いを認めるのに時間がかかる(まずは言い訳から始まるから)

→気持ちを切り替えられず、あーすればよかった、こーすればよかった、ほんとーはこうだったと過去に囚われるようになって、前向きじゃなくなる

→数学きら〜いって思ってしまい、本当にそう思い込んでしまって、本当に苦手になる

 

 

符号を間違うミスをした!

+とーの符号が逆だった

→何でこんなミスをしてしまったのか悔いる

→何でこんなミスをしてしまったのかプロセスを見直す

→次は間違わないためのフィードバックをする(ミスと向き合う)

→何が一番メンドーなのかを知る(何度も同じミスを繰り返すのが一番メンドーなことだ!)

→二度と同じミスをしないためによく認知する(知る・みる・考える)

→間違いがなくなってくるので成長を実感する

→一つひとつの間違いに真剣に向き合ってきたので、自分のしたことの根拠や理由を振り返って客観視できる

→自分に正直なので、気持ちを切り替えて次の作戦(行動)に移れる

 

 



同じ符号ミスなのですが、

その間違いをどのように受け入れるかで、

その後の未来は変わります。

 

だいぶ極端に書きましたが、

「できる子」っていうのは、自分のミスから逃げません。

最初は逃げますけど(笑)

でもやっぱり「何で間違えたのか」をよく考えるような気がします。

なぜならその「理由」が変わった方が、気持ちの切り替えがしやすいからです。

 

この世は「因果関係」で成り立っています。

間違いの「原因」を知ることで、

なぜその「結果」になったのかを知ることができます。

 

この「原因を知ること・知ろうとすること」が

認知の深度を深めることになると思います。

 

嫌なことからは目を背けたくなるのですが、

まぁちょっとくらいは背けてもいいかなとは思いますが、

背けっぱなしはよくないです。

 

反省、というよりも、

二度と嫌な気持ちにならないように、

次回からの行動を決めるってことですね。

 

行動も小さなことからの積み重ねですし、

最初の一歩めの行動、

この場合は「考え方」なのでしょうが、

その初動をどうするかで、

その先は大きく変わるように思います。

 

人間ですからね、

間違いは必ずします。

しない人なんていやしません。

 

だから、間違いと向き合うことを、

普段の学習や生活や仕事から学んでいくんです。

 

だから…

暑いからって冷たいアイスばっかり食べて、

お腹壊してもいいんです

 

ん?

ダメか…笑