読書技術を上げよう!①ー教授法と教育の違いー

皆さんは、教授法と教育の違いってわかりますか?

 この二つは似ているようで全く違うものです。

しかし、多くの人はその違いが明確ではないように思います。

 

教授法とは「教えるための技法」で、「上から教えを導くこと」です。

学校の授業が最たる例でしょう。教壇に乗った先生が、上から生徒に何かを伝えて、正解に導くと言う方法ですね。江戸時代末期の藩校や市中の朱子学や蘭学塾のようなスタイルです。

 

 一方、教育とは「子どもの力を引き出していくこと」です。

子どもに限らずですが、その人の中にある力を引き出し、伸ばすことですね。周りの人たちから必要なサポートを得ながら、自分で自分を教え育てる学習です。

 

それで教育の根本が何をすることかと言うと「読書」です。本を読むこと。これはすべての学びの根本になります。つまり、本を読む能力をつけることが、教育のスタートになるわけです。<続く>