国語を鍛える

中学生の生徒さんで、「国語が超絶ムリーーーー!!!」なーんて叫んでいる生徒さんがおります。

 

その生徒さんは、他の教科では基本問題がスラスラ解けて、応用問題もなんとか解けて…

国語はできた方がいいんだけど、できなくても他の教科でなんとかなるかなって…

でも、いつの間にやら他教科で「問題で聞かれていることが分からない」事件が発生し始めて…

 

「あれ?本気でやばいのかも!」

 

顔色、目の色が変わったので、国語の学習スタートです^^

 

国語を伸ばすには長い時間がかかります。

語彙数、速読、そして「要約」ができるかどうか、

ポイントとしてはこの3つです。

 

まず、この生徒さんと始めたことは、

・問題文に書かれている熟語のチェック

・問題文の内容の要約

 

この2点。

問題の内容を確実に理解する練習です。

 

『どれだけ時間をかけてもいい、読みきれ!!』

 

 

問題文に出てきた知らない言葉をしらみつぶしに学んでいきます。

 

自分で分からないといった言葉以外にも、

ひっかかりそうな言葉や誤解していそうな言葉の意味を尋ねます

 

「んーーわからないです…」

 

初回の生徒さんの疲労感はすさまじいものでした。

・自分の知らない言葉の多さへのショック

・なんとなくで進めてしまったことへの反省

・あんなに読んだのに、内容がまったく分からないときの絶望感

きっと色んな気持ちがあったと思います。

 

『負けるな!くじけるな!今はそれでいい、必ず伸びる!』

 

 

初回。

問題を解き切るまでに1時間かかりました。問題の正答率は6割でした。

 

6回目の今。

問題を解き切るまでに40分かかりました。問題の正答率は10割です。

 

ちょっと自信ありげに答えを確認し、

「よっしゃ!」が聞こえるようになってきました。

 

「文章を理解する」を意識し始めた生徒さん、1年後が楽しみです♪