最近の教育のトレンドとは?

最近の教育現場では「教えない」ことがトレンドです。

 

教育現場なのに「教えない?」って不思議に思うかもしれませんね。

 

では、なぜ教えない、のでしょうか?

それは「教えない方が子供が伸びるから」です。

不思議ですよねぇ笑

 

じゃあ今までの教育はなんだったんだ!って話ですが、

そうなのです。

今までの教育のやり方は「間違った学習プロセス」だったんです。

 

衝撃ですか?

でも事実です。

 

これまでの間違った学習プロセスによって、

実に多くの子ども達(今では大人達)が、

もう100年近くもの間、勉強嫌いになってしまったんですね。

これはもう国家問題ですよ。

 

社会人の学習時間(仕事時間以外での自己学習)の平均が6分とも言われています。

勉強嫌いにさせられたのですから、

仕方ないことなのです…かなぁ?

 

それで最近になってようやく文部科学省もこの間違いに気がつき、

学校ではアクティブラーニングという自律型学習を取り入れています。

まだまだヨチヨチ歩きの段階ですが、

日本の教育プロセスそのものが変革されてきたと言ってもいいと思います。

 

アクティブラーニングの根幹は、

「習うより、自ら学べ」という姿勢であり、行動です。

 

そこにある課題を観察し、

観察から状況を判断し、

次に何をするかを決断し、

行動に移す。

そして、その行動結果をまた観察し…

という繰り返しをすることで、

自分の中の最適解を見つけ出します。

見つけたり、生み出したりって感じですね。

 

この一連の流れをOODAループというのですが、

PDCAサイクルよりもスピード感を持って行うので、

これからの社会においては、

間違いなく必要となる思考方法となるでしょう。

 

実は…

みかんせいの学習プロセスも、

OODAループをとっているんですよ。

きっとみんな気づいてないと思いますけど笑

 

それで話を戻しますが、

なぜ「教えない」が教育のトレンドになっているかというと、

子ども達が自主的に、自律的に学習をしていく方が、

子どもの能力は圧倒的スピードで伸びていきます。

 

というのも、

指導というのはどうしても「指導者の域を超えない」ことが多いです。

つまりは、指導者の思考を飛び越えたことは、

指導者がその権力を以って潰してしまったり、

無視することが多いんですね。

いわゆる凡人が天才を潰すってやつです。

 

凝り固まった大人の観念的な思考よりも、

子ども達の柔軟な発想の方がそりゃ面白いです。

その面白い発想を実際にやってみることで、

子どもは大いに学ぶことができます。

そこに失敗なんてありません。

全て実験です。

 

そうした発想をカタチにしていこうっていうのが、

教えない教育ということです。

先ほど言った「習うより、自ら学べ」ってヤツです。

全ての子どもが持っている天才性を発揮させようという教育は、

本当の意味での個性を伸ばし、

各自の感性を広げていくことになると思います。

 

凡人が天才を殺さないように、

一時期「コーチング」という指導方法が流行し、

それは今は多くの場所で定着していますが、

まだまだ前時代的な指導をしているところも少なくはないでしょう。

特に「学校」という場所はそうです。

 

しかし、いくつかの学校ではそういう教育をやめているところも出てきていて、

そういう話を聞くと、日本の教育の未来に希望が持てるなぁと思います。

 

そして、教えない教育というモノを、

もう15年以上やっているのが、

英明塾ーえいめいーみかんせい、なんです。

まぁ僕がやってきたってことなんですけどね笑

 

でも、教えない教育をやり始めの頃は、

全然理解してもらえなくて、

なんなら同僚からも白眼視され、

生徒は大量にやめちゃうし(教えてくれないなら辞めます!って)

この時は、2ヶ月で15人くらい辞めました。

英明塾西校時代です。

当時の幹部会議では「過渡期です!」と言い張ってましたけどね。

内心は、ちょっとやべ〜なと思ってました笑

 

それでも信念持ってやっていたのですが、

それが通じたのか、

「あそこって自由に勉強できるんだよね」という評判が広がり、

辞めていった人数を大いに超えるだけの生徒が集まり、

翌年には西校最高生徒数を記録しました。

当時で小中生だけで120名くらいです。

校舎も大きかったのですが、手狭になり、下駄箱が足りないくらいでした。

 

とまぁそんな昔話はいいとして、

その流れで独立し、色々と進化発展して、

今のみかんせいがあります。

 

教育という言葉は、

「自分で自分を育てることを教える」という意味だと思っています。

教えて育てる、ではなく、

自らを育てる方法を教える。

つまり、僕たち年長者は、子ども達に「自分の力を伸ばす方法」を伝え、

子ども達は「自分の行動と思考で自分の能力を伸ばす」ことを実践する。

その中で、自分を伸ばす方法を子ども達自身が見つけ、生み出し、

それをまた後世に伝えていく。

 

そういうプロセスが、教育は生き続ける、ということだと思います。

だからってわけでもないですが、

大人になっても学び続けなきゃいけないなって思いますし、

むしろ大人こそ学ぶべきだと思います。

 

最終学歴よりも、最新学歴。

今、自分は何を勉強し、学び、その学びを使って生きているか?

 

教えない教育というのは、

実はすっごく自己責任の伴う大人の学び方だと思います。

もう「昔のやり方が悪いんだ!」って言い訳できませんからね笑

 

楽しさや自由は、それと同じくらいの責任と自覚と努力が必要です。

日本の教育が本当に変革するのは、

まだまだ先の話ですけど、

その始まりがようやく始まったというところです。

 

過渡期になる今の子ども達にとっては、

結構大変な時期だと思いますが、

きっとそれぞれの個性と感性で乗り切っていくでしょうね。

そうした成長の姿を見るのが、とても楽しみです。