TRS初級クラス(6)

タミヤロボットスクール 初級クラス第6回

 

今週も前回に引き続きいつくかのコマンドをまとめることを学びました。

いわゆる行番号をつけるプログラミングです。

 

最初のうちは、

理論も何も分からない子供達ではあるのですが、

実際のプログラミングコードを入力するうちに、

こうではないかな、とちょっとずつですが、

理解していくことができます。

 

まぁ…

理解といっても、

論理的に、というよりは、

まだまだ感覚的なものではあるのですが。

 

それでも何度も自分でコードを入力していくうちに、

これはこうだな、

あれはこうだな、と

モヤっとしていたものが明確な輪郭を持つようになっていきます。

 

何にせよ、プログラミングも勉強ですから、

繰り返し、繰り返しやっていく中で、

身につけていく知識なんです。

 

世間の人たちの中で、

プログラミングは楽しい、

だから勉強ではないと思っている方もいるようですが、

それは間違いです。

 

そういう方は、

勉強=面白くない=楽しくない、

という機械的な思考になっているので、

楽しい=面白い=勉強ではない、

という逆の意味での機械的思考になるのだと思います。

 

でもそうではなく、

本来は、

勉強=好奇心と興味を満たすもの=面白いこと=楽しい、

というものではないかと思います。

 

脳を使うことなので、

確かにツライこともあるのですが、

でもツライことは後からとても意味のあることになります。

 

例えば、筋トレと同じです。

筋トレもとってもツライものですが、

その後からは筋肉質の体と太りにくい体を手に入れますし、

何よりもちょっと自分に自信が持てるようになると思います。

 

筋トレも筋肉を使っているだけではなく、

当然ですが脳も使っています。

というのも、

脳の一番のトレーニングは、

好きなことをして、体を動かすことですからね。

脳と体と神経は直結しているんです。

 

勉強は机に座って動かずやるもの、

という思い込みがあると、

じっと座ってやってるのが嫌になってしまって、

これもまた勉強嫌いを助長させてしまう原因ではありますよね。

 

話を戻します。

頭を使うこと、脳を使うことは、

確かにツライことかもしれませんが、

でも後々のことを考えると、

やっぱりツライ思いをした分、

大きなベネフィットは得られます。

 

ゲームは楽しいですけど、

その時間はきっと何にも残らないでしょう。

まぁ…僕もゲームは好きですけど笑

なので、たま〜にやっちまったっていうくらいやりすぎてしまうことも…

 

ですから、

プログラミングは楽しい勉強ってことなんです。

決して遊びではありません笑

 

でも、そういう「学びの姿勢」がないと、

やっぱり遊びになってしまうかもしれませんけど…

 

そうは言っても、

学びと遊びの境目なんて実際はあってないようなものなのですが、

敢えていうなら、その境目は「自分にとって有益かどうか」なのかなと思います。

 

遊びの中で得た知識や知恵や自分自身が、

今と将来の自分に何かしらの有益なものなら、

それは学びと言えるでしょう。

 

なので、

プログラミングは、

いわゆる論理的思考を養うことができる学習方法の一つはありますが、

そういう意識を持つと、とても有益な勉強になっていくと思います。

 

とはいえ、

単純に、楽しいことは、面白いんです。

 

だから、

子ども達は楽しみながら、

プログラミングを学んでいるんです。